『朝日新聞』2009年10月26日付

医学部後期日程の定員5増を申請 山形大


山形大は20日、10年度入試で医学部医学科の定員を5人増やし、 計125人とする方針を明らかにした。文科省が地域の医師確保対策として定員増を認めており、後期日程の定員増を同省に申請した。12月中旬にも決定される。

同大は08、09年度に医学科の定員を10人ずつ増やしており、認められれば3年連続の定員増となる。

10年度一般入試の募集要項も公表した。工学部はAコースを「昼間コース」と改称、夜間が中心だったBコースは「フレックスコース」として昼夜どちらでも履修できるようにした。さらに昼間コースにバイオ化学工学科を新設、フレックスコースは現在の5学科を一本化してシステム創成工学科にする。農学部も現在の3学科を食料生命環境学科の1学科にする。

また、受験者が新型インフルエンザに感染するなどした場合に備え、 文科省の要請に従って、追試験や振り替え受験などを実施する方向で検討しているという。

募集要項は各キャンパスの入試担当窓口で入手できる。ホームページからも請求できる。