『毎日新聞』埼玉版2009年10月6日付

まちかど:埼玉大と武蔵野銀、県活性化へ協定


今年で開学60周年を迎える埼玉大学と武蔵野銀行は1日、連携して県の活性化に貢献するため、「連携に関する協定」を結んだ。

協定は、人材育成や産学連携に関して相互協力することを定めている。上井喜彦学長は「大学が蓄えてきたものを具体的に活用することで地域活性化に貢献できれば」と話し、加藤喜久雄頭取も「今回の提携を機に埼玉県が元気になる取り組みをしていきたい」と述べた。

今後は学長と頭取が参加して協議会を開催したり、武蔵野銀行本店ロビーで埼玉大学で美術を専攻する教授が絵画展を開くなど協力を図る。【西田真季子】