『毎日新聞』大分版2009年10月8日付

大分大学:学部数など見直し検討へ 羽野学長が抱負


1日付で再任した大分大の羽野忠学長は7日、大分市で会見し、任期(2年間)内に学部や大学院研究科などの組織改編について検討する考えを明らかにした。

羽野学長は経済など4学部で運営する現在の組織について、学問分野の変化や社会の要請などに応じる必要があるとの見解を示し「学部数や学生数などを受験生や地域のニーズに応じて見直す必要がある」と述べた。具体的な検討は今後という。

2期目の課題に地域社会との連携や、特色ある大学づくりを挙げ「全学の先頭に立って、課題の解決にあたる」と抱負を述べた。政権交代に伴う大学関係の補正予算について「予定通りの執行を望む」と述べた。