『朝日新聞』2009年10月1日付

海外拠点新設、筑波大が発表 ベトナム・ホーチミンと中国・北京


筑波大学は9月24日、海外の大学などと学術交流を進めるための海外拠点を、2カ所新設すると正式に発表した。ベトナム・ホーチミン市の拠点はすでに8月から活動している。10月1日には中国・北京市に新設される。

ホーチミン市の拠点は、熱帯生物学研究所内に設置。筑波大で医学を学ぶベトナム人留学生も多いことから、感染症の共同研究や留学生受け入れなどの準備をする。北京市の拠点は日本学術振興会北京研究連絡センター内に置く。中国側の研究教育機関と幅広い分野で学術交流を深め、留学生の確保にあたるという。