『四国新聞』2009年10月3日付

一井学長が決意を表明/香川大新役員就任式


香川大は2日、一井真比古学長の再任に伴う新役員の就任式を香川県高松市幸町の同大で開いた。一井学長は教養学部の新設などを課題に挙げた上で、「学内の意見を聴きながら、引き続き教育改革を進めたい」と決意を表明した。

就任式には、一井学長や再任・新任の役員、教職員ら約200人が出席。一井学長は「教育改革を核とする大学改革は社会の要請であり、期待も大きい。2年間の任期で改革を成功に導いていきたい」と意欲を示した。

同大は教育改革として、2011年4月の教養学部新設ほか、人文社会系の博士課程設置、学部の枠を超えた柔軟な教育組織の確立などを掲げている。