『朝日新聞』2009年7月20日付

アジアの理工系大学と連携協力の枠組み 東京工業大が設立


東京工業大(東京都目黒区)が、アジアの有力な理工系大学と、今月21日に「アジア理工系大学トップリーグ」を設立する。教育研究や人材育成で連携協力するとともに、国際的知名度を高めてアジアから優秀な留学生を獲得したいとしている。

リーグに加わるのは、東工大と香港科学技術大、清華大(中国)、ナンヤン工科大(シンガポール)、韓国科学技術院の5大学。いずれも08年の英タイムズ紙別冊高等教育版などの世界大学ランキングで100位以内に入っているトップ大学。東工大では、キャンパス内に東工大が強い材料科学の共同研究室を設けたり、学生や教員の交流を進めたりしていく。