『日本経済新聞』2009年7月10日付

三重大と三菱UFJ系、共同研究などで包括協定を締結


三重大学は9日、三菱UFJフィナンシャル・グループのシンクタンク、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(東京・港)と共同研究・人材交流の促進などを柱とする包括的連携実施協定を結んだ。共同事業の第1弾として10月に東海地区で産学官協力に関するフォーラムを共催する。

三重大が得意とする環境、食料、健康などの分野を中心に、自治体などからの受託研究に共同で取り組む。双方の研究者が交流して情報交換も進める。

三重大は2008年に百五銀行や野村証券と同様の協定を締結している。全国にネットワークをもつシンクタンクとの協力は今回が初めて。三菱UFJリサーチが国立大学と連携するのは名古屋大学に次いで2件目。