共同通信配信記事 2009年7月10日付

文科省、教育連携38件を支援 人材育成などで


文部科学省は10日、共通の教育プログラム開発などに向けて協力し合う大学、短大、高専を支援する事業に38件を選んだと発表した。期間は3年間で事業への参加校は大学計153校、短大計28校、高専計13校。

地域と一体となって人材育成を目指す「総合的連携型」が25件、教育の質を高めるために学校間で協力する「質保証特化型」が13件。いずれも年間最高で1億円を財政支援する。

旭川医科大や旭川大などは近隣6校が参加する「旭川キャンパス」で、単位互換や卒業研究の合同発表を通じ幅広い知識を持つ地域人材の育成を図る。

宮崎大や東海大、南九州大の3校は家畜生産の実践型教育プログラム開発で連携する。