http://www.meti.go.jp/policy/sougou/juuten/simon2009/simon2009_10-3.pdf

未来開拓戦略(Jリカバリー・プラン)

2009年4月17日

内閣府・経済産業省

新首都圏ネット事務局による抜粋引用

重点プロジェクト

<人財力強化・技術力発揮プラン>

○ 世界トップレベルの研究環境実現
・ポスドク・研究支援者等の大規模活用(ポスドク・博士号取得者の就業を巡る問題の大幅改善を目指す(博士課程修了後の就業率は約6割))。
・世界トップレベルの研究者・優秀な若手研究者の招聘、及びその促進に必要な支援の強化、並びに若手研究者の育成や、海外の優れた研究機関での研鑽機会の充実
・世界最先端研究開発インフラへの刷新(5つの拠点を2016 年に世界トップレベル研究拠点に。蓄電池、太陽電池、ナノテク等の世界的拠点の整備。多様な研究開発活動を支える研究基盤の整備・高度化。研究者最優先の研究制度)
・大学等施設設備の老朽化対策・高度化の推進
・産学共同研究開発や技術移転の規模を大幅に拡大
・アジア諸国をはじめとする留学生の積極的受入れとその活用

関連施策

◆大学の機能強化

・大学等における教育研究の質を確保し、優れた教育研究が行われるよう、大学等の基盤的経費を確実に措置する。
・多様な人材を養成する学士課程教育や、高度専門職業人としての実践的能力を育成する修士・博士課程教育を充実する。学生による企業でのインターンシップや企業との共同でのカリキュラム開発等を推進する。
・大学の渉外機能を強化するとともに、国際的なプレゼンスの強化を目指し、グローバル30の推進を通じた外国人教員の採用促進、高度な教育研究を行う博士課程に国内外の優れた研究者及び学生が集結し、知の拠点を形成するための取組を強化。

◆留学生の積極的受入れとその活用

・2020 年を目途に留学生受入れ30 万人を目指す。そのため、留学生の就職支援、海外での情報提供・支援の一体的取組等を進める。
・定住外国人の子どもに対する日本語指導等の充実(日本語指導者・バイリンガル指導者の活用)。

◆日本主導の広域的な共同研究、人材育成

・幅広い地域との共同歩調下での共同研究・人材育成(国際科学技術協力等の多様化・充実、工科大学設立、留学生受入れ、国際標準の創出を目指した共同研究・人材育成、各国の強みを生かした先端分野での共同研究によるイノベーションの創出等)
・日本主導のアジア科学技術コミュニティの創出(日ASEAN 科学技術協力の推進、「知日派」研究者ネットワークの構築等