『下野新聞』2009年4月15日付

産学官連携へ説明会 17日、宇大など4大学


宇都宮、茨城、群馬、埼玉の四大学で組織する首都圏北部4大学連合は十七日午後一時から、小山市城東一丁目の小山商工会議所で企業の経営者や開発担当者を対象に、産学官連携を目指した新技術説明会を開く。

「大学の研究シーズを産業界で生かそう」をテーマに、各大学の教員ら七人が研究成果を紹介する。地元からは宇都宮大学農学部付属演習林長の小金沢正昭教授が「メインテナンスが容易な円筒型電気柵−野生鳥獣被害防止−」、宇都宮大産学官連携コーディネーターで鹿沼商工会議所中小企業相談所長の入江史朗さんが「地域経済の発展は自らの知恵と行動で−機械金属加工技術−」と題し、産学連携の成功事例を紹介する。その後、個別の技術相談や共同研究の相談にも応じる。

参加、相談は無料。説明会の詳細や個別相談の申し込みについては、宇都宮大知的財産センターのウェブサイトに掲載されている。アドレスはhttp://www.sangaku.utsunomiya−u.ac.jp/chizai/index.html