『北海道新聞』2009年3月27日付

国立大の中期目標 北見工大最高評価 「業務運営」分野で


国立大学法人評価委員会は二十六日、国立大と共同利用機関の全九十法人が効率運営などのために策定した中期目標(二〇〇四−〇九年度)のうち、〇七年度までの達成状況について公表。道内七大学はいずれも高い評価で、北見工大は「業務運営」の分野で最高の評価を得た。

評価は教育、業務運営、財務など七−八項目についてそれぞれ五段階で判定。九十法人全体では、九割以上が(上から二番目の)「良好」または(同三番目の)「おおむね良好」だった。福岡教育大など十一法人は一部項目で下から二番目の「目標達成が不十分」だったが、最低の「重大な改善事項がある」との法人はなかった。

道内七大学は各項目ですべて「良好」「おおむね良好」以上だった。北見工大は、教職員の個人評価に力を入れて給与などにも反映している点が評価され、「業務運営」の項目で最高の「非常に優れている」を得た。