『読売新聞』2009年3月12日付

京大、女性の参画推進アクションプランを発表
教職員の採用・昇任など


京都大は11日、女性教職員や学生が活躍できる職場環境を整えるため、男女共同参画推進アクションプランを発表した。

2009年度からの5年計画。国の補助を受けて実施してきた育児サポートなどを行う「女性研究者支援センター」を大学の独自事業として継続し、教職員の採用・昇任時に性別によって不利益な評価をしないことの確認などが盛り込まれている。

19年には事務系職員の女性比率を係長で25%(昨年10月で約15%)、課長補佐級で15%(同約6%)、課長以上で10%(同約5%)とする目標も定めた。一方、教員については「性差に関係なく、能力を基本として選ばれるべきだ」などとして数値目標は盛り込まれなかった。