『陸奥新報』2009年2月1日付

青森市内7大学が研究や講義で連携


青森市内七大学の連携拠点「大学コンソーシアム青森」の開所式が31日、同市安方一丁目の同施設で行われ、参加大学の学長らが教育基盤強化や共同研究、地域貢献に努めることを確認した。

コンソーシアムは、大学間の単位互換などを目的に、参加大学の学生に配る共通カードのシステム管理を担うほか、合同講義も行う。共同研究に関する管理や一般向け公開講座の拠点としての役割も果たす。七大学の受験希望者のため、各大学の情報も提供する。

ビル一階の一画を借りて開設し、システムサーバー室、事務・講義スペースを合わせて約100平方メートル。県立保健大学の上泉和子副学長がセンター長を務め、専任職員二人を配置。本格的に活動する新年度からは、一人増員する。

開所式では、同大学のリボウィッツ・よし子学長ら各大学の学長七人がテープカットをし開設を祝った。

上泉副学長は「情報を発信し、地域住民らいろんな人に利用してもらえる施設にしたい」と抱負を語った。

参加大学は県立保健大、青森公立大、青森大、青森短期大、青森中央学院大、青森中央短期大、青森明の星短期大。