時事通信配信記事 2009年1月30日付

歯学部定員、縮小を=不人気、低合格率の大学−有識者会議が報告書・文科省


歯科医師の数が過剰だとして、文部科学省の有識者会議は30日、入学志願者が集まりにくく、国家試験の合格率が低迷する大学に歯学部定員の縮小を求める報告書をまとめた。歯科医によって技能の格差が大きいことから、臨床実習の充実も促した。

文科省は今後、各大学から教育体制について改善計画を提出させる。また、厚生労働省と連携し、大学のカリキュラムや国家試験のあり方を再検討する。