『大分合同新聞』2009年1月26日付夕刊

入学料を全額免除 大分大が支援制度


大分大学は、急激な景気悪化が原因で入学料(二十八万二千円)を納付できない新入学生について、入学料を全額免除する特別支援制度を設ける。二〇〇九年度入学生に限った措置。

免除するのは昨年九月以降の景気悪化に伴い、事業者の一方的な理由で失職したり、事業が倒産した保護者を持つ学部、大学院新入学生。免除するのは計四十人で、入学手続きの時に申請する。

大分大の入学定員は学部、大学院計約千三百人。授業料減免などの支援制度もあり、「景気の悪化で進学を断念するケースが出ないように対応したい」(学生支援課)としている。