『中日新聞』2008年12月16日付

金大、北陸先端大 共同研究の成果報告 院生、教員ら70人交流


金沢大(金沢市)と北陸先端科学技術大学院大(能美市)の「第八回研究交流会」が十五日、北陸先端大であり、両大学の大学院生や教員ら約七十人が共同研究の成果などについて理解を深めた。

北陸先端大の若手研究者人材養成プログラム「キャリア目標に応じた人材養成の戦略的展開」から、金沢大の女性研究者支援プログラム「やる気に応えます金沢大学女性研究者支援」について、両大学の教授がそれぞれ説明した。両プログラムは、本年度文部科学省の科学技術振興調整費の採択を受けた。

この後、二〇〇七年度に両大学が進めた共同研究八テーマのうち、二テーマの教育研究活動が報告された。

両大学は〇三年に教育研究の連携支援協定を結び、共同研究にあたる一グループに、年間二十万円を補助している。交流会は互いの研究をさらに発展させようと、毎年持ち回りで開催している。 (田嶋豊)