時事通信配信記事 2008年10月23日付

大日本住友製薬、大阪大学と共同研究を開始=精神神経分野で


大日本住友製薬は23日、統合失調症やうつ病など精神神経分野において、11月から大阪大学と共同で創薬の基礎研究を開始すると発表した。同大学大学院の医学系や薬学研究科など5講座と連携し、「精神神経創薬コンソーシアム(略称:ネディック)」を設立。大阪大学では遺伝子レベルでの研究が進んでおり、産学連携で早期に新規創薬のターゲット創出を目指す。第一期の研究期間は08年11月から11年10月までの3年間で、同社は約3億円を投じる。