『北国新聞』2008年10月8日付

大学経営、民間に学べ 北國銀行で金大職員が研修


北國銀行の「金沢大学主任研修」は八日、同行本店で三日間の日程で始まった。民間が持つ接客や危機管理のノウハウを大学経営に生かしてもらう狙いで、今月と来月の二回で計三十人を受け入れる。初日は、事務系主任職の六人が本店営業部で行員の接客態度などを学んだ。

北國銀行と金大が六月に締結した包括的連携協力協定に基づく取り組みの一環。開講式では同行の村上良平常務が「銀行の経営基盤であるCS(顧客満足)や、お金の流れなど経済の知識を深めてほしい」とあいさつした。この後、参加者は本店営業部で窓口や貸金庫などを見学した。