『読売新聞』2008年10月2日付

広島市教委 広島大大学院と連携…教員養成、学習指導など


広島大大学院教育学研究科(坂越正樹科長)と広島市教委(岡本茂信教育長)は、教育現場の諸問題や教員養成などについて組織的に連携し、研究協力するとした覚書に調印した。

覚書では▽教員の資質向上▽学習指導の充実▽生徒指導上の諸問題への対応▽生涯学習の推進――など8項目で連携し研究するとした。大学教員が児童生徒を対象に不登校などをテーマに調査分析し、アドバイスすることや、理科の実験授業などへの教員派遣、学生が小中学校で担任のサポート役を体験するなどの連携の推進などが考えられるという。

専門家の意見を現場で生かそうと市教委が要請。大学側も学生が現場体験できるなどメリットは大きいことから同意した。