時事通信配信記事 2008年8月21日付

医学部定員増を了承=来年度から国私立26校−大学設置審


医師不足が深刻化している問題で、大学設置・学校法人審議会は21日、国立大22校が来年度から医学部定員を計137人増やすとした計画を了承した。私立大4校が計15人増員する学則変更についても、認可するよう鈴木恒夫文部科学相に答申した。

大学医学部をめぐっては、政府が昨年まとめた緊急医師確保対策で定員を拡大させるとしており、別の国立大12校による来年度からの計57人増員も既に了承されている。