『四国新聞』2008年7月30日付

産学連携支援で香川大など選定/文科省


文部科学省は29日、産業界などと連携して教育活動の充実や人材育成に取り組む専門職大学院と大学を支援する事業に、香川大など延べ72大学の26件を選定したと発表した。

国際競争力の向上を目指す内容が18件、大学と企業が化学や機械などの分野で人材を養成するのが8件。

香川大と関西学院大は地方公務員らを対象に地域金融の専門家を育成するプログラムを開発する。

教職大学院がある奈良教育大と宮崎大は両県教育委員会と一緒に協力して学業不振や問題行動などの子どもへの対処法を研究する。首都大学東京と横浜国立大は熟練技術者を講師に招き、ものづくりのノウハウを教えるプログラムを開発する。