『東日新聞』2008年7月28日付

技科大と静大が県境超え連携


豊橋技術科学大学(榊佳之学長)と静岡大学(興直孝学長)は連携して推進する文部科学省・産学官連携戦略展開事業「戦略展開プログラム(特色ある優れた産学官連携活動の推進)」に採択され、8月1日に浜松市のオークラアクトシティホテル浜松でプログラム発会式を行う。

同事業は、愛知県から静岡県に至る県境をまたぐ共通の産学連携体コンソーシアムを構築し、地域の各機関がもつ特性を十二分に生かすことにより、地域の産業発展をめざす。

戦略展開プログラム発会式は午後3時30分に開始、興静大学長、榊豊橋技科大学長がそれぞれあいさつする。

続いて文科省研究振興局研究環境・産業連携課技術移転推進室の吉田秀保室長補佐が戦略展開プログラム事業の内容について説明。静大のイノベーション共同研究センター、木村雅和センター長、豊橋技科大の産学連携推進本部、田中三郎本部長補佐がそれぞれ取り組みについて説明する。

日本弁理士会会長、太陽国際特許事務所長で弁理士、中島淳氏が「知財人材の育成〜 大学と地方自治体への期待」と題し、特別記念講演する。

閉会後、情報交換会もある(会費3000円)。