『山陽新聞』2008年6月24日付

岡山大と岡山理大が包括提携協定を締結
授業の相互補完など柱


岡山大(岡山市津島中)と岡山理科大(同市理大町)は23日、教育の充実や研究推進など幅広い分野での連携を図る包括協定を締結した。両大が国内の大学と協定を結ぶのは初めて。

協定では、大学院での単位互換制の導入▽学部・大学院生の海外研修の共同実施▽教授らの共同研究▽教職員の研修プログラムの開発―などを計画。将来的には自然科学系分野で大学院共同研究科の創設を目指すという。

両大はこれまで、大学院自然科学系研究科の教員同士が情報交換をするなど個別に交流を進めてきたが、大規模な教育プログラムや研究内容の充実には大学レベルで手を結ぶことが必要と判断。今年初めから連携の在り方を協議していた。