『釧路新聞』2008年6月15日付

北大大学院と人事交流で連携、標津町


標津町と北大大学院の農学研究院(服部昭仁院長)は、森林再生に関する地域振興を目的とした人材交流で、連携することで合意した。当面は、草地の森林再生事業を軸に進め、将来的には、町づくりの分野への取り組みを拡大させたい考えだ。9月下旬には協定書を交わすための調印式を行い、町農林水産課に連携事務局を設置する予定だ。北大農学部が関連した、道内の自治体との連携は富良野市、空知管内栗山町に続いて3例目。地域の森林づくりを軸とした大学との連携協定は、全国でも例がないという。また、調印式と同時に協定締結記念のシンポジウムも開く。