『毎日新聞』2008年6月19日付

グローバルCOEプログラム:29大学院、68件に平均2.6億円交付−−文科省


文部科学省は18日、大学院の優れた研究に資金を援助する「グローバルCOE(卓越した拠点)プログラム」の今年度の選考結果を公表した。国公私立大130校から315件の申請があり、29校の68件が選ばれた。各拠点には今年度から5年間で平均約2億6000万円が交付される。

プログラムは、「21世紀COEプログラム」の後継。昨年度から始まり、採択拠点を半分に減らす代わりに1件当たりの支援金を倍増した。

昨年度の63拠点との合計131拠点に計約340億円が投じられる。主な採択例は「エイズ制圧を目指した国際教育研究拠点(熊本大)」「次世代型生命・医療倫理の教育研究拠点創成(東京大)」など。【加藤隆寛】

<08年度グローバルCOEプログラム大学別採択状況>

【国立・55件】

採択数 大学名

 10 東京大
  7 東北大
  6 京都大
  4 大阪大
  3 北海道大
    東工大
    名古屋大
  2 千葉大
    一橋大
    神戸大
    九州大
    熊本大
  1 帯広畜産大
    山形大
    東京医科歯科大
    横浜国大
    山梨大
    鳥取大
    愛媛大
    長崎大
    政策研究大学院大

 【私立・13件】

  4 慶応大
  3 早稲田大
  1 玉川大
    東京工芸大
    東京理科大
    明治大
    立命館大
    近畿大