『日本経済新聞』九州版2008年6月11日付

九大、スターフライヤーと連携 デザインで共同研究


九州大学は10日、新興航空会社、スターフライヤー(北九州市、堀高明社長)と研究・教育分野などでの包括的な連携協定を結んだと発表した。主にデザイン関連での学術研究を進める。

九大の芸術系機関である大学院芸術工学研究院、大学院芸術工学府、芸術工学部がスターフライヤーと「組織対応型連携協力に関する覚書」を締結した。

スターフライヤーが学部・大学院生向けの講義に講師を派遣したり、九大からインターンシップ(就業体験)を受け入れたりすることを想定。空港施設などの公共デザインやブランド力の向上を目的にした戦略策定などについての共同研究にも取り組む。セミナーや講演会などの開催も予定している。