『読売新聞』石川版2008年2月14日付

露の国立工科大と学術交流協定、北陸先端大


能美市の北陸先端科学技術大学院大学(潮田資勝学長)は、ロシアのイルクーツク国立工科大学と、学生や教員の交流を中心とする学術交流協定を結ぶと発表した。

能美市は、国立工科大学のあるイルクーツク市の隣のシェレホフ市と姉妹都市を結んでおり、これが縁で両大も交流することになった。ともに工学系分野が基盤で、学術交流や留学生の受け入れなどを進めるという。

北陸先端大は、今年になってドイツ・イルメナウ工科大学、中国・大連工業大学ともそれぞれ学術交流協定を結び、海外の大学との交流を積極的に展開している。今回の協定で、北陸先端大が結んでいる学術交流協定は18か国、60機関になった。