『日本経済新聞』2008年1月27日付

教職大学院の人気低調、国立の約半数で募集定員下回る


政府の教育再生策の目玉の一つとして今春開校する国立の教職大学院15校のうち7校で志願者数が入学定員に達しなかったことが26日、分かった。二次募集の実施を決める大学も相次いでおり、全体としての人気も低調。大学生の就職が好調なことや学費を払ってまで進学するメリットが不明確なことなどが背景にあるとみられる。

教職大学院は4月に私立の4校を含む19校が開校。入試日程は大学によって異なり、国立大では5校が合格者を発表した。