学習・討論会:「全国公私立を巻き込む2010年大学大再編は何を目論んでいるのか」(2008年1月12日)への参加呼びかけ

       2007年12月5日 国立大学法人法反対首都圏ネットワーク事務局

 教育再生会議の第二次報告などに述べられているように,2010年からの国立大学法人の第二期中期目標期間を前にして「選択と集中」をキーワードに,競争的な運営費交付金配分ルールの導入や,学長専決による運営体制作り,大胆な再編や統合などが検討課題となっています.法人化の進んだ公立大学や私立大学を巻き込んだ形で行われる可能性もあり,日本の高等教育は大きな岐路に立っていると言っても過言ではありません.政府,財界や文科省などは,どのような高等教育の将来像を持っているのか,現在様々な分野で進められている「改革」をもとに,大きな構図を描いてみる必要があると思います.そこで本事務局では,全大教関東甲信越協議会,東京大学職員組合との共催で下記の学習・討論会を企画しました.多くの皆様の積極的な参加を呼びかけます.

                    記

学習・討論会:「全国公私立を巻き込む2010年大学大再編は何を目論んでいるのか」


主催:国立大学法人法反対首都圏ネットワーク事務局
共催:全大教関東甲信越協議会・東京大学職員組合
(2008年1月9日付 付記)
後援:全国大学高専教職員組合

日時 2008年1月12日 12時〜18時   
場所 東京大学理学部1号館336講義室

プログラム

第一部  2010年大学大再編の構図
基調報告: 藤本光一郎(首都圏ネットワーク事務局 東京学芸大学)
講演: 「『グローバル国家』型構造改革の現局面と大学大再編問題」 岡田知弘(京都大学)
(2008年1月9日付 付記)
講演: 「大学大再編の法的構造(仮題)」

第二部 現場からの報告
1.格差の拡がる大学財政状況
2.私立や公立大学の動向
3.教職員評価システム
4.大学運営システム(学長選考など)

参加される方は,上記のような点でご自分の大学の状況について簡単な報告をしていただければ幸いです.資料などの持込を歓迎します.特に再編統合などの動きがある大学や,学長交代によって学内の運営が代わった大学からの報告を歓迎いたします.

(2008年1月7日付 付記)
なお、終了前の時間を用いて、本ネットワーク総会を行います。団体会員、個人会員の方のご出席をお願いいたします。

本学習・討論会に関する連絡は随時,本事務局のHP(http://www.shutoken-net.jp/)に掲載いたします.

問い合わせ先:国立大学法人法反対首都圏ネットワーク事務局 
       電子メールアドレス info@shutoken-net.jp (@を半角にしてお使いください)

以上