『中日新聞』2007年11月28日付 滋賀大と滋賀女子短大が協力 教育分野で連携強化 【滋賀県】滋賀大(彦根市)と滋賀女子短大(大津市)は27日、教育学研究や教員免許更新制への対応を共同で進めるため、相互協力協定を締結した。 滋賀大教育学部と滋賀女子短大幼児教育保育学科が交流を深め、県内の大学教育を発展させることが目的。協定に先立ち、10月には「幼児特別支援教育研究会」を発足させ、障害児保育について研究を進めている。 協定は年度ごとに更新する。今後は2009年度から始まる教員免許更新制への対応や、教育実習での連携を検討している。 滋賀女子短大で行われた調印式で、成瀬龍夫滋賀大学長は「連携により高等教育の発展に寄与したい」とあいさつ。 板倉安正滋賀女子短大学長は「来年度から男女共学になる。より地域に根差していきたい」と語った。 両大は12月8日、大津市におの浜のピアザ淡海でフォーラム「発達障害と早期支援そして保育」を開く。参加無料。問い合わせは、同短大幼児総合研究所=電077(524)3606=へ。 (勝山友紀) |