『室蘭民報』2007年11月13日付 室蘭工大が中国・華中科技大と国際交流協定締結 室蘭工業大学(松岡健一学長)と中国・華中科技大学(湖北省武漢、李培根学長)は12日、国際学術交流協定を結んだ。室工大が中国の大学と国際交流協定を結ぶのは4校目となる。 松岡学長と来日中の華中科技大の程潤文国際交流所長代理が室工大で協定書を交換した。松岡学長は「留学生の受け入れはもちろん、室工大の学生も中国で勉強してもらい、双方向の交流をしていきたい」、程代理は「室工大は人間に有意義な研究を進めており興味深い。両大学間で交流を深めたい」と話した。 今後、学生・人材交流、共同研究開発などを順次進めていく。情報や航空宇宙、生命分野での研究交流が期待される。室工大では、大学院博士課程に来年度から早速、2、3人程度の学生を迎える予定だ。 華中科技大は、学生数5万人超を誇る総合大学。大学院のみで約2万人の学生を有し、研究分野に力を入れる大学として知られる。中国の国家重点大学の1つで、室工大国際交流センターによると、平成16年度には中国に約2000校ある大学の中で5位の評価を受けているという。 室工大ではこのほか、ドイツの総合大学と年内にも、学科間での同協定締結に向けて準備を進めている。 |