『陸奥新報』2007年11月8日付 弘大地域共同研究センターが10周年 式典で功績の企業表彰 弘前大学地域共同研究センターは7日、弘前市のシティ弘前ホテルで、設立十周年記念式典を開いた。出席者約170人は産学官連携をさらに推進し、地域経済の発展へ決意を新たにした。 センターは1997年に設置。東京都や青森市、八戸市にサテライトがあり、専任コーディネーターを置いて、広く共同研究、受託研究を受け入れている。これまで都市エリア産学官連携促進事業(文部科学省)による「プロテオグリカン応用研究プロジェクト」などの展開や、弘大マッチング研究支援事業「弘大GOGOファンド」の実施、「ひろさき産学官連携フォーラム」を立ち上げるなどしてきた。 式典で弘大の遠藤正彦学長は「10年は新しい門出。さらなる発展と地域の産学官連携を進める」とあいさつ。県の蝦名武副知事と、文科省研究振興局の田口康研究環境・産業連携課長が祝辞を述べた。続いて、内山大史センター長がこれまでの歩みを紹介した。 また産学官の連携推進などに功績があったとして、東北化学薬品、東和電気工業、角弘、クラーロの4社と、弘大大学院保健学研究科の佐藤達資教授ら3人に表彰状を贈った。 式典の後、県と弘大の連携に関する協定締結一周年記念も兼ね、産学官金合同フェア「あおもり産学官金連携推進会議フォーラム2007見てみて聞いてみて触ってみて弘前大学」を開いた。 |