共同通信配信記事 2007年10月30日付 最優先は脳研究など6件 08年度の科学技術事業予算 政府の総合科学技術会議(議長・福田康夫首相)は29日、2008年度予算の概算要求に盛り込まれた科学技術関係事業について、身体機能を補助する器具を開発する文部科学省の「脳科学研究戦略推進プログラム」など新規事業6件を、4段階中最高の「S」とする格付けを公表した。 格付けは予算編成に反映される。 評価した新規事業は92件で、ほかのSランクは「次世代軽水炉等技術開発費補助事業」(経済産業省)、「開発途上国との科学技術協力」(外務省・文科省)など。一方、優先度が最も低い「C」は10件だった。 継続事業は、従来の4段階評価から「加速」「着実・効率的に推進」「減速」の3段階に変更。「加速」は14件、「減速」は5件だった。 |