共同通信配信記事 2007年10月16日付 大学院教育17件に最高評価 文科省の財政支援策 文部科学省は16日、独創性に優れた大学院教育に対し重点的に財政支援する施策「魅力ある大学院教育イニシアチブ」に、2005年度から2年計画で指定した45大学の97件の取り組みについて事後評価の結果を公表、12大学の17件を最高評価の「目的は十分に達成された」とした。 大阪大だけで4件を占めたほか、海洋環境や資源回復に寄与する専門家の育成を目指した長崎大を「学生が積極的に参加するよう工夫された計画」と評価。医学と薬学を融合した履修コースを設けた千葉大は「国際性を育てる工夫がなされている」とした。 2番目の評価の「目的はほぼ達成された」は全体の6割を占める56件。3番目の「目的はある程度達成された」は24件で、最低の「目的は十分に達成されていない」と評価された取り組みはなかった。 |