『埼玉新聞』2007年10月13日付 埼大、群大とビジネス交流 東和新生会 東和銀行の取引先で組織された東和新生会は十一日、大宮サンパレスで群馬大学、埼玉大学と一緒に、第四回ビジネス交流会を開催した。 交流会の冒頭、同行の山田忠専務取締役が、「本日のビジネス交流会が、有意義で素敵な出合いになることを期待しています」とあいさつした。 第一部の基調講演は、群馬大学共同研究イノベーションセンターの須斎嵩教授が、「同大学における産官学の取組み」。同大学知的財産戦略室マネジャー大沢隆男氏が、「同大学産学連携・知的財産活動紹介」。埼玉大学知的財産部知的財産コーディネーター角田敦氏が、「同大学知的財産活動紹介」をテーマに、それぞれ大学の取り組み方と活動事例を披露し、大学が持つ知的財産の積極的な利用を呼び掛けた。 角田氏は、「大学は研究成果を特許により社会に還元します。会社は、その特許を利用して儲けて下さい。儲けた利潤のなかからチョットだけロイヤリティーとして大学に分けて下さい」と話した。 参加した四十社の代表者は熱心に聴き入っていた。 第二部は、各大学別のブースを設け、ニーズに基づく技術相談と、懇親会を行った。 |