共同通信配信記事 2007年10月1日付 阪大と大阪外大が統合 学部定員が国立で最大に 大阪大(大阪府吹田市)と大阪外国語大(同箕面市)が1日、統合した。学部の入学定員は東京大を抜き国立大で最大。旧7帝大で初の外国語学部を備えた巨大な総合大学となる。 国立大の統合は2002年の再編開始以来、14組目で、統合後の名称は大阪大。現在の大阪外大の敷地は、外国語学部の拠点、箕面キャンパスに生まれ変わった。 スワヒリ語などのユニークな言語も含め、大阪外大で専攻できた25カ国語はそのまま大阪大に引き継がれ、阪大生が学べる外国語が大幅に増加する。一方、外国語学部の志望者は、来年の大学入試センター試験で数学2科目の受験が必要。普段の授業でも理系科目が増える。 1日は箕面キャンパスの正門前で、大阪大の鷲田清一学長らが立ち会いのもと、大阪外大の名を刻んでいた看板を「大阪大学」に張り替えた。 |