『産経新聞』2007年9月25日付

国公立大、志願倍率は過去最低 私大は上昇


文部科学省は25日、今春に行われた入試で、国立大の志願倍率が過去最低の4・3倍(前年度4・4倍)だったと発表した。公立大も5・4倍(同5・6倍)で、過去最低となった。

国公立大の志願者減少は少子化などが原因とみられるが、一方で私立大の志願者は前年度から約9万人増えて、志願倍率も前年度の6・7倍からやや高くなり6・8倍だった。

アドミッション・オフィス(AO)入試を採用する大学は国公私立のいずれも増加。国立大は初めて4割を超える35校、私立大も7割を超える402校で実施した。