『毎日新聞』大分版2007年9月19日付 大分大・日本文理大:国公私立の枠超え協力協定 単位互換、共同研究促進へ 大分大(大分市旦野原、羽野忠学長)と日本文理大(同市一木、松原典宏学長)は、大学間の友好を深め、高等教育の発展を目指すための協力協定を結んだ。国公私立の枠を超えた連携は全国的にも例が少ないという。今後、単位互換や共同研究の促進などを目指して交流を進める。 大分市荷揚町の市産業活性化プラザであった調印式で、羽野学長が「地域発展に尽くすのが大学の使命。新しい出発点としてお互い切磋(せっさ)琢磨(たくま)していきたい」、松原学長が「大分市に位置する2大学の連携は、地域の高等教育機関の充実発展に寄与する」とそれぞれあいさつした。 両大学には以前から教員の研究交流などはあったが、より組織的な提携を目指して協定を結んだ。特に経済、工学分野は両大学とも学部を持っており、共通基盤となる。大分大の大学などとの協定は県内6校目、日本文理大は国内の大学とは初めての協定。【大島祥平】 |