『新潟日報』2007年9月18日付

新大学長選公示、3氏が候補


新潟大は18日、長谷川彰学長の任期満了に伴う次期学長選考で、3人の候補者を公示した。教授らによる2回の意向調査を経て、11月上旬までに新学長を選出する。長谷川学長の任期は来年1月末まで。

候補者は、同大学の下條文武・大学院医歯学総合研究科教授(63)、田村詔生・教育研究院自然科学系長(63)、板東武彦理事(67)の3人。立候補はなく、いずれも学内の教育研究評議会が推薦した。

学長選考は、国立大学法人法に基づき、同大学の理事や学外の経営協議会委員ら計13人で構成する学長選考会議(議長・大崎仁人間文化研究機構理事)が行う。

27日に教授ら教育職員と係長以上の事務職員ら約1600人を対象とした1次意向調査、10月31日に教育職員約1200人による2次意向調査をそれぞれ実施。これらの結果を参考に、11月8日の同会議で学長を決定する。

大崎議長は「研究、大学運営の両面でリーダーシップを発揮してもらえる方を基準に選考したい」としている。