『産経新聞』2007年9月11日付 工学部に環境共生学科 埼玉大 国立で初 埼玉大は10日、平成20年4月に工学部に「環境共生学科」を新設すると発表した。自然生態系への理解を深め、環境負荷を最小限に抑える視点で土木建築技術の発展に貢献できる人材の育成を目指す。 同大によると「環境共生学科」は農学部などにあるが、工学部への設置は国立大で初めて。 定員は25人。工学技術の発展で影響を受ける生態系の仕組みを学ぶ「応用生態学」をはじめ「物質循環科学」「環境評価学」の3分野を専門科目として学ぶ。高校で物理、化学を履修していなくても受験可能で、減少傾向にある工学部受験者を確保する狙いもある。 |