自由民主党 ニュース 2006年10月26日付

宇宙基本法案について議論 宇宙開発促進特命委員会


宇宙開発促進特命委員会の第1回目の会議が26日開かれ、宇宙基本法案の骨子素案について議論した。

同案では、国民生活の向上や、国際社会への協力、平和と安全の確保、産業振興なども目的に入れた全体としてのわが国の宇宙開発政策の確立などを基本理念とする。また、宇宙政策の司令塔となる宇宙戦略本部を設置し、宇宙開発に関する施策を総合的に推進する。

同委員会では、昭和44年5月、衆議院で行なわれた宇宙の開発利用に関する国会決議の「平和の目的に限り」との解釈を、従来の「非軍事」からグローバルスタンダードである「非侵略」に変える必要性についても指摘された。

同委員会は引き続き議論を進め、同基本法の法案化を目指す。