『読売新聞』2007年8月4日付

来年度の医学部定員、11大学が増員申請


文部科学省は3日、国公私立の11大学が、2008年度からの医学部定員の増員を申請したと発表した。

同年度から10年間、各大学がそれぞれ10人増やし、全体で110人の定員増となる。同省は審議会の答申を経た後、9月末にも認可する見通しだ。今回の申請は、医師不足が深刻な県の大学医学部に、最大10年間の暫定的な定員増を認めたことに伴う措置。国立8大学(弘前大、秋田大、山形大、新潟大、山梨大、信州大、岐阜大、三重大)、公立1大学(福島県立医科大)、私立2大学(岩手医科大、自治医科大)が申請した。