『毎日新聞』山形版2007年6月19日付

県・山形大:連携協定1年、成果など報告−−知事と学長


県と山形大の連携協定が締結1年になったことから、斎藤弘知事と仙道富士郎山形大学長が18日、県庁で会談し、これまでの成果などで意見交換した。

協定は、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展に連携協力を図りながら貢献することを狙いとしている。

山形大では食農産業の担い手となる人材育成のための「食農の匠(たくみ)」育成プログラムを昨年度に設置し、今年度から大学院に新たなコースを設けた。米沢市や最上地域では、地域と協力しながら、セミナー開催などで地域と学生がともに効果を上げられるような工夫を試みていることの報告があった。

また山形大の教職員大学院構想や県の教員の資質向上のための取り組みなどについて意見交換した。【佐藤薫】