『宮崎日日新聞』2007年5月29日付

技術開発へ協定締結 JA宮崎経済連と宮大


農業分野で産学連携を進めるため、JA宮崎経済連(羽田正治会長)と宮崎大(住吉昭信学長)は28日、連携協力協定を結んだ。

農業生産技術の開発や共同研究、人材育成に取り組むことで、「農業県宮崎」の発展につなげる考え。

近く両機関で専門委員会を立ち上げ、活動を本格化する。JAと大学が協定を締結するのは全国でも珍しいという。

両機関はこれまでにも、農学部と県ジェイエイ食品開発研究所(宮崎市)で共同研究に当たっているが、活動が「個人のつながりにとどまっていた」(住吉学長)のが現状。協定締結によって同大学産学連携センターを窓口に、組織的な活動を展開していく方針だ。