『京都新聞』2007年5月28日付

連携目指し協定書に調印
高島市と滋賀大


滋賀県高島市と滋賀大は28日、大学の研究成果を地域の行政課題解決に役立てることを目的とする「地域連携にかかる協定書」に調印した。

調印式には海東英和高島市長と成瀬龍夫滋賀大学長ら双方の代表が出席。海東市長は「滋賀大の協力を得て、ITなどの活用で市域の広さを生かしていく方法を見いだしたい」。また成瀬学長は「高島市は発展の可能性を秘めた地域。個性的な大学づくりの一環として取り組む」とそれぞれ述べた。

滋賀大が県内自治体と同種の協定を結ぶのは高島市で7例目。高島市と大学との協定は龍谷大との、「市民協働事業の推進に関する協定」に続き2例目になる。両者は本年度から、公共交通、教育、文化や産業振興などの事業に関する調査研究や政策立案に、協力して取り組む。