『朝日新聞』2007年5月22日付

京大発ベンチャーに投資、50億円規模のファンド設立


投資会社の日本ベンチャーキャピタル(東京都港区)は22日、京都大(京都市左京区)発のベンチャー企業への投資と育成を目的とする「京大ベンチャーファンド」を設立すると発表した。資金総額は50億円を予定している。

投資先は京大の教員や大学院生、卒業生が携わるベンチャー企業のほか、他大学発の有望なベンチャー企業。京大内の国際融合創造センターに設置する「ベンチャー支援開発室」が投資候補の情報などを提供し、同社の投資委員会で決める。

投資の運用期間は10年。7月18日に出資の募集を締め切り、年内に第1号の投資をする予定。