共同通信配信記事 2007年5月16日付

志願者倍率、7・8倍に上昇
法科大学院の07年度入試


法科大学院の2007年度入試で、志願者数が前年度から4866人増え、4万5207人となり、募集人員に対する志願者の倍率が前年度の6・9倍から7・8倍に上がったことが16日、文部科学省のまとめで分かった。

文科省によると、最も倍率が高かったのは首都大学東京の19・1倍で、最も低かったのは1・1倍だった。

74校全体の募集人員は5815人で、4月1日時点の入学者はそれを102人下回る5713人だった。定員割れは国立8校、私立28校の計36校(前年度33校)であった。

入学者のうち社会人は1834人(前年度1925人)で、割合は32・1%(同33・3%)。出身学部別では、法学系が73・9%を占めた。