共同通信配信記事 2007年4月27日付

大阪府大と市大が連携協定
教育と研究両面で交流


大阪府立大と大阪市立大は27日までに、教育と研究両面で交流を深め、地域発展に貢献しようと包括連携協定を結んだ。

両大はこれまでも授業科目の相互履修や単位互換を実施してきたが、学生活動の支援や国内外の機関との連携など幅広い分野で協力を進める。今後、役員レベルで協議会を設置し、具体的な取り組みを話し合う。

記者会見した府立大の南努学長は「公立大同士の協定は画期的だ。それぞれの潜在力を相乗効果で生かしたい」。市立大の金児暁嗣学長は「合同で行っている学生の海外研修を拡大していきたい」と話した。