『毎日新聞』滋賀版2007年4月13日付

相互協力協定:愛荘町と滋賀大が調印 地域活性化や産業振興など6項目


愛荘町と滋賀大学(本部・彦根市)が地域の活性化や学校教育・生涯学習などについて相互協力する「滋賀大と愛荘町との相互協力協定」の調印式が12日、同町愛知川庁舎で行われた。滋賀大が自治体と協定を結ぶのは彦根市などに次いで6番目、町では安土町に次いで2番目。

愛荘町から村西俊雄町長や宇野一雄・副町長ら5人、滋賀大から成瀬龍夫学長、山崎一眞・地域連携センター長ら5人が出席。

愛荘町と滋賀大が、▽地域の活性化▽産業の振興▽文化の振興▽学校教育、生涯学習▽人材育成−−などを盛り込んだ6項目の協定書に調印した。協定期間は1年間だが、双方に異議がなければ1年ずつ延長する。

調印後、村西町長は「新しく誕生して2年目の愛荘町ですが、立派なまちづくりに(滋賀)大学の知恵をお貸し願いたい」と話し、成瀬学長は「法人化して4年目の滋賀大と、新町誕生2年目の愛荘町が、大学づくりとまちづくりのパワーを融合して行きたい」と意欲を示した。【松井圀夫】