『神戸新聞』2007年4月10日付

神大にセブンイレブン 関西の大学で初出店


コンビニエンスストア「セブンイレブン」を展開する「セブン-イレブン・ジャパン」(東京)は九日、神戸市灘区の神戸大学六甲台第二キャンパス内に「神戸大学工学部店」を出店した。同社が関西の大学構内に店舗を構えるのは初めて。この日、新学期に合わせて全面開業し、学生らでにぎわった。

店舗は改装された神戸大工学会館の一階部分。約二千五百品目を扱う。学生の需要に応えるため、四台のコピー機を設置したほか、通常店舗よりも文具の品ぞろえを増やしているのが特徴。

神大が同会館の改装を機に、学生や教職員の福利厚生の一環でコンビニ店誘致を決定。公募でセブンイレブン出店が決まった。

兵庫県内の大学では、「ローソン」が流通科学大学(神戸市西区)の構内でコンビニ店を営業している。(段 貴則)